- 移行元をバックアップ
- 出力できる形式を確認
- 移行先の対応項目を確認
- 少量でテスト
- 重複と文字化けを確認
- 本番移行後に旧データを残す
最初に移行元のコピーを残す
乗り換え作業を始める前に、元アプリから出せるデータを保存します。CSVだけでなく、画像や専用バックアップ形式がある場合は、それぞれ役割を確認してコピーを残します。
本番移行に失敗した場合に戻れるよう、移行元データをすぐ削除しないことが重要です。
CSVの列を確認する
同じ「名刺CSV」でも列は製品ごとに異なります。氏名、会社、部署、役職、電話、携帯、メール、住所、タグ、メモなど、移行先がどこまで受け取れるかを対応表にします。
| 移行元 | 移行先 | 確認 |
|---|---|---|
| 氏名 | 氏名 | 姓名分割が必要か |
| 会社名 | 会社 | 表記を維持できるか |
| 電話 / 携帯 | 電話番号 | 複数番号を扱えるか |
| タグ | タグ / グループ | 複数値の区切り文字 |
| メモ | 備考 | 改行を保持できるか |
電話番号・郵便番号の先頭ゼロに注意
CSVをExcelで開くと、電話番号や郵便番号が数値として扱われ、先頭の0が消える場合があります。移行用ファイルを加工するときは、文字列として扱われているかを確認します。
文字コードと文字化け
日本語CSVではUTF-8やShift_JISなど文字コードの違いで文字化けすることがあります。移行先が指定する形式に合わせ、元ファイルとは別のコピーで変換します。
画像はCSVだけでは移らないことが多い
CSVに画像ファイルのパスが書かれていても、移行先がそのパスから画像を取得できるとは限りません。名刺画像を移したい場合は、画像のエクスポート方法とインポート仕様を別に確認します。
タグ・カテゴリは完全に一致しない
移行元の「タグ」が移行先では「グループ」や「ラベル」かもしれません。概念が異なる場合、すべてを無理に変換するより、今後使う分類だけ再設計する方が整理しやすいことがあります。
まず10件程度でテストする
代表的な名刺を選ぶ
日本語、英字、複数電話番号、長い会社名、タグあり、メモありなど違うパターンを含めます。
少量インポートする
全件を入れる前に、列の対応、文字化け、改行、タグを確認します。
重複を確認する
すでに移行先へ手入力した名刺がある場合、同一人物が二重登録されないか確認します。
問題がなければ本番へ進む
移行件数と移行前件数を比較し、抜けがないか確認します。
CardHubから外へ移す場合
現行CardHubではStandard向けCSV出力が実装されています。CSVには氏名・会社・連絡先・タグ・メモ等の複数項目が含まれます。UTF-8 BOMを付ける実装も確認しています。
CardHubへ移す場合
CardHubへの移行を検討する場合は、現在のリリースでインポート機能が追加されていないかを改めて確認してください。
移行後すぐ元データを消さない
移行後に数日〜一定期間使い、必要な人物が検索できるか、文字化けや欠損がないかを確認します。元データの削除時期は勤務先や利用サービスのルールを優先し、移行直後に唯一のコピーを消さないようにします。
まとめ
名刺データ移行は、出力→列対応→少量テスト→重複確認→本番移行→検証の順に進めます。CSVは便利ですが、画像やタグ、履歴まで完全に移るとは限りません。先に移行元のバックアップを残し、実際の移行先仕様に合わせて小さく試すのが安全です。